$179,365,000:ピカソの「アルジェの女たち」

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月曜日、クリスティーのオークションでピカソ作品に世界記録が出た。

同日に競り落とされたジャコメッティ作品も彫像として最高の$141,285,000(約215億円)の値がついた。

買い主は匿名を望んでいるという。

「過去を見つめて」(Looking forward to the Past)の名付けられたこの日のオークションでは、35点が競売に付され34点、総額7億ドルが競り落とされた。

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これまでの世界記録は、2013年のフランシス・ベーコンの「ルシアン・フロイドの三習作」で $142,400,000 (約170億円)だった。

高値の引き金は美術品の投資価値を見る裕福な蒐集家たちの目論見だ、と専門家はいう。

「とにかく天井が分からない。金利でも下がらないとこの傾向は続くだろうし、下がる見通しもない」、とマンハッタンのディーラー、リチャード・フェイゲン氏。ニューヨーク・スクールのサラ・リヒトマン教授も、しっかり配当を出すブルーチップ企業を探すように、美術品を漁る傾向はこれからも続くだろう」という。

ピカソのピカソの「アルジェの女たち」は、これまでアメリカの蒐集家、ヴィクター、サリー・ガンツ夫妻の持ち物だったが、ピカソが19世紀のフランスの画家ユージーン・デラクロアに傾倒した経緯から生まれた作品で、1954〜55年にAからOまでシリーズ化して描いたものだ。

「指差す男」(Pointing Man) はスイス生まれの彫刻家ジャコメッティの作品(1947) で、人体を極限まで切り詰めたような、細長くデフォルメされた人物像だ。

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この作家の「歩く男 I」が2010年に $104,300,000 で売られたており、これまでの 彫像の最高価格だった。

この日競り落とされた作品には、ピーター・ドイグの「水浸し」(Swamped) の$26,000,000 (英国作家として最高価格)、モネの「落日の国会議事堂」(The Houses of Parliament, At Sunset) の$40,500,000 などがある。

(太公望)

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