5月4日は「みどりの日」、その由来
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5月4日の「みどりの日」は、国民の祝日に関する法律(祝日法)によると、
「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」
ことを目的として制定されています。
この日には、国公立公園や植物園が無料で開放されているほか、苗木の植樹やワークショップなど、自然と触れ合うイベントが全国各地で催されています。
1989年から2006年までの18年間、4月29日が「みどりの日」であったため、5月4日の祝日名がすぐに浮かばない人も多いかと思いますので、どのような経緯で誕生したのか振り返ってみましょう。
昭和天皇が1989年1月7日に崩御され、その年から「天皇誕生日」であった4月29日は「みどりの日」へと改名されます。
名称の由来は、生物学者であり植物への造詣が深く、自然を慈しんでいた天皇に相応しい「緑」にちなんだ名が良いとする意見が多かったため、「みどりの日」が採用されたそうです。
しかし、当初より昭和に因んだ名称を望む声も多かったため、すぐに「昭和の日」へ改称しようとする動きが起こり、2000年に最初の改正法案が提出されます。
2004年に3度目となる改正法案が提出され、翌年ようやく衆参両院で可決し2007年より「昭和の日」は施行されました。
その際、自然と親しみ感謝するという趣旨は継続することが望ましいとする意見があがり、また、移動するなら新緑の季節を迎える時期が相応しいとされ、5月4日の「国民の休日」が「みどりの日」へと変更されました。
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