安倍首相アベノミクスで経済向上出来るの?
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安倍首相が、一度目の内閣総理大臣の時に閣僚の不祥事などで辞任した時の虚ろで茫然自失の表情を見て、これで彼の政治生命も終わりだと誰もが思ったことでしょう。
しかし、その後の民主党の失政は、自民党に再びのチャンスの機会を与え、
候補者の中でも一度敗北し、よもやと思われた安倍氏に再びの内閣総理大臣就任の時が訪れました。
民主党の政策ですっかり疲弊した経済を立て直すことを第一義に掲げて、矢継ぎ早に対策を断行しました。
最初の組閣の時の失敗を活かして、長く苦しい雌伏の時に蓄えた力を一気に放ち、アベノミクスに踏み切った感があります。
色々な批判はありますが、民主党時代に比べると株価は上がり、明らかに経済は好転しているように思われます。
ただ、一部だけで国民全体に恩恵が行き渡っているとは言えず、今後の施策に安倍内閣の成否がかかっていると思われます。
経済復興は、日本だけでなく世界全体に関わることですから、外交上も重要です。
安倍首相は、経済と平行して、おびただしい数の国に積極果敢な外交を展開しました。
まさに、命がけの各国訪問のように思われました。
今思えば、これは用意周到な選挙戦略でもあり、内閣の数人からのアドバイスもあったのではないかと考えられます。
最後の習近平主席との会談に至るまで、かなり以前から練りに練られたシナリオがあって、精力的な外交の後の選挙に繋げるような青写真ができていたのではないかとさえ思われるような首相の各国訪問でした。
結果的に、選挙は自民党の大勝利に終わりました。
かつて小泉首相が郵政選挙でイエスかノーかの選択を迫り圧勝したように、国民にアベノミクス是か非かの選択を迫り、見事な勝利を収めた作戦がちだと思われます。
争点を明確にして、国民に分かりやすい選択肢を提示するのは、選挙の常道かもしれません。
いずれにしても、圧倒的な多数議員での自民党政治がスタートしました。
今後、数に奢って、不正な汚職や非合理な施策の実施などをしないように、国民自身がしっかりと監視していく必要がありそうです。
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