アフィリエイトと確定申告の必要性
サイト内検索
確定申告の期間も終わり、肩の荷がおり、ほっとしている人も多いと思います。
アフィリエイトで生きていきたいと思っているなら、最初から確定申告をしておくことが大切です。
いざ起業となった時に、疑わしいと思われると平気で過去を遡られますよ。
確定申告の取引台帳には、7年間の保管義務があります。
よくテレビで税務署の監査の場面で大きなダンボール箱を何個も運んでいる場面がありますよね。
あれって、過去7年間の取引明細とか確定申告に記入した詳細書類なんです。
大きな企業になると、あの位の量になってしまう情報量を7年間保存していて、税務署の監査ではその提出が義務付けられているからなんです。
税務署が怪しいと判断した場合、7年前から調査されるという事なんです。
目次
確定申告の取引書類の保管義務
確定申告をした場合の取引履歴等の書類は、7年間保存義務があります。
アフィリエイトでお世話になるASPは、過去7年間の貴方との取引履歴を保存しています。
銀行やカード会社も同じく7年間の取引履歴は保存しているのです。
Yahoo!のオークション等で個人と取引したとしても、その個人がアフィリエイターで確定申告をしていたらその履歴も7年間保存されているうえ、そもそもオークションサイト等は手数料を取っているので全ての取引履歴が7年間残ります。
楽天のポイント報酬はグレーな部分が多く、確定申告不要と考えている人も多いと思いますが、アフィリエイトをやっていて収入が楽天のみとは考えづらいですよね。
アフィリエイトの場合、ネットで入る収入の全てをアフィリエイト収入と考えなくてはいけません。
自己アフィリエイトも、当然申告の必要がでてきます。
自己アフィリエイトは関係ないじゃん!
そう思いがちですが、自己アフィリも申告義務があり、相手側はしっかり申告しているのを忘れずに。
というか、申告していない場合、それってバレますよ!
楽天アフィリエイトはポイント報酬なので、勘違いする人が多いですが、ポイントで何かを購入したり、楽天キャッシュを換金したりした時のポイントの消費によって課税対象となります。
特にアフィリエイトで稼いでいる人は申告が必須です。
楽天ポイントの収入が何万以下とかは関係なく、全てのアフィリ収入の中の一つとなるので、確実に確定申告に入れましょう。
確定申告が必要な場合
確定申告は税金を払うための物と思わず、税金を安くするための方法と考えて下さい。
専業アフィリエイター
貴方が専業アフィリエイターの場合、所得が38万円までは確定申告の必要は無く、1円でもオーバーした場合は必要になります。
必ず個人事業主登録し青色申告にしましょう。
青色申告は自信が無いと思う人は、65万控除ではなく、10万控除の青色申告を選べば、白色申告と同じ簡易簿記で記帳できるので難しくありません。
そして、赤字が出た場合、赤字の繰り越しをするために、確定申告をしましょう。
サラリーマン+アフィリエイト
貴方がサラリーマンでアフィリエイトで副業している場合、アフィリ所得が20万までは必要なく1円でもオーバーした場合は必要になります。
ここで覚えておいてほしいのは、所得税の確定申告は必要ないですが、住民税の確定申告は必要だということです。
一般的に言われる確定申告「所得税の確定申告」(国税)をすると、その申告書の複写をが市町村に送られる為、住民税(地方税)の確定申告は必要ないのです。
所得税も住民税も、所得から計算しますが、控除の違いがあるので注意しましょう。
よく、副業が会社にバレるのは、この住民税が原因で会社の計算した住民税よりも高くなっているので、住民税を納付した会社に不足の通知がいくためです。
確定申告と経費
確定申告での所得税の確定は、所得に対してです。
収入-経費=所得
収入から経費を引いた額が所得だということを忘れないように。
確定申告で申告するのは収入だけではなく、経費も申告します。
そして、収入から経費を引いたものが、所得となります。
確定申告するなら、必ず経費の申告をしないと税金を払い過ぎて大損をします。
アフィリエイトでの確定申告では、プロバイダー費用・ドメイン費用・サーバー費用・画像や記事委託費用等・アフィリエイト教材費用・パソコン本体や周辺機器の費用・電気代等、キチンと経費として計上することは必須です。
決済を銀行やクレジットカードでしていれば、履歴もあり、十分経費として計上できます。
アフィリエイトの確定申告
アフィリエイト収入での確定申告は簡単なので自分で行いましょう。
ただ、記入方法等解らない状態で確定申告窓口に行くと、大混雑でひどい目にあいます。
そこで、クラウド型の確定申告ソフトで簡単に書類を作成し提出するのがお勧めです。
私はやよい会計を使用していますが、銀行の情報から簡単に入力し簡単な質問に答えるだけで全て自動で計算してくれるので出来上がった書類をコピーし郵送しています。
会場に行ってチェックして貰わないと心配と思うかもしれませんが、チェック内容は必要な場所に必要事項が記載されているかと書類に不備がないかだけなのでチェック会計ソフトで作成した書類の場合チェックして貰う意味はありません。
専業アフィリエイターの場合、資金調達や保育園等、思い当たる人は、税務署の受理印のある申告書が必要になるので、窓口に2部持参して1部を持ち帰りましょう。
郵送の場合は、書類を2部と切手を貼り自分の住所等を記載した返信用封筒を一緒に入れておけば受理印の押された物を返信して貰えます。
確定申告会場に出向けば提出時にチェックしてもらえるのですが、やよい会計で作成した申告書は間違いが無いのでチェックして貰う必要は無いので郵送ですませています。
郵送の場合の期限は、確定申告締切日の当日消印が有効になるので、営業時間が過ぎても、夜間窓口のある局ならその日の内に持って行けば当日の消印を押してくれます。
逆に最終日の場合は、ポスト投函だと回収の都合で当日の消印を押してもらえない可能性もあるので、直接郵便局に行って出しましょう。
銀行データも自動で取得してくれるので、ただ出てきたデータから収入と経費を仕訳するだけで簡単です。
電卓も何も必要なく、ただソフトが表示するデータを確認しながらの作業なので本当に楽ですよ。
ソフトが全て計算してくれ、書類が作成されて自分の納税額もバッチリわかります。
最後に捺印場所が2か所あるので自分で捺印をお忘れなく!
アフィリエイターがやっておくこと
何はともあれ、やっておきたいのは個人事業主登録です。
申請はたった一枚の紙(個人事業の開業・廃業届出書)を税務署に提出するだけでとても簡単です。
手数料も何もかかりませんし、あっさりと受理して貰えます。
そして個人事業主になれば、青色申告が使えます。
ついでに申請しておきましょう。
こちらも手続きは紙一枚で手数料等はかかりません。
どちらも国税庁のホームページから用紙をコピーできるので、家で書いてしまって持って行った方が楽ですね。
青色申告には10万円控除と65万円控除があり、青色申告の65万円控除を受けるには複式簿記が面倒ですが、会計ソフトを使用すればかなり楽になります。
慣れてしまえば大丈夫ですが、世間の噂より全然敷居が高いと思って間違いないです。
最後に、当たり前ですがここで言う税務署とは貴方の管轄の税務署ですよ。
解らない場合は、国税庁のホームページでも調べられます。
モバイルでご覧の方へ
全てのコンテンツと、カテゴリー内の記事をタイトル一覧表示としたメニューを作りました。PCの方にも便利です。
最近のコメント