アイメイクに危険信号!
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まぶたの内側にアイラインを引くと炎症やかすみ目の原因になることも世界中の女性にとって、メイクの基本となるアイメイク。
でもアイライナーの使い方を間違えると、目にダメージを与える可能性があると科学者が警告しています。
瞼の内側にアイラインを引くと、ライナーが目の中に入りやすく、症状を引き起こす可能性があるのです。
コンタクトレンズにアイライナーの残骸が付着してしまったり、涙液層と呼ばれる膜で目の表面を覆われてしまったために、眼科医を訪れる患者さんが多くなっているそうです。
化粧品に含まれるワックスや顔料がコンタクトレンズに付着すると、コンタクトをしても見えなくなったり、視力が落ち、かすみ目を引き起こす原因にもなるのです。
コンタクトレンズにアイライナーが付着し続けると、目を極度に刺激してしまう可能性もあります。
目のすぐ近くにアイライナーを使うということは、細菌をひき付けることでもあります。
カナダのウォータールー大学のNg教授は、アイライナーの粒子が目の中に入ってしまったことに関する初めてのリサーチ結果を発表しました。
私達は、アイライナーを瞼の内側に引いたときと、瞼の外側に引いた時、
アイライナーがどのように涙液層へと移動していくのかを見たかったのです。
研究のために、目に問題のない26歳から30歳までの女性3人の目を、フィルムでコーティングします。
ボランティア達を二つのグループに分け、一つのグループは瞼の内側にアイライナーを引き、もう一つのグループは瞼の外側のまつ毛の上の部分、目から遠いところにアイライナーを引きました。
翌日にはそれぞれ反対の場所にアイライナーを引きます。
アイライナーがどのように影響を及ぼすかをテストするため、研究者達はボランティア達がアイラインを引いたあとの目を5〜10分間ビデオに撮ります。
すると瞼の内側にアイラインを引いた場合は、15〜30%の粒子が目の中に入っていることがわかりました。
2度目のビデオは、アイラインを使用した2時間後に撮ります。
すると涙液層の中に化粧品の粒子はほとんどありませんでした。
瞼の内側にライナーを使うと、思ったより早く、またより多く移動することがわかりました。ほとんどのケースでは2時間以内に粒子は洗い流されてしまうのですが、コンタクトレンズに粒子が付着すると、目が過敏になったり、ドライアイになる可能性があるのです。
とNg教授は言います。
Ng教授は、アイライナーを使用する度にアイペンシルを研ぎ、先の方についた付着物を取ってから使用するのも、目の炎症を防ぐ一つ方法だとアドバイスしています。
また夜ベッドに入る前には、アイメイクを完全に落とすことを習慣づけましょう。
実は最近私もかすみ目に悩んでいたところだったのです。
これからはまつ毛の外側の、目から遠いところにアイライナーを引き、完全にアイメイクを落としてから寝るように心がけます。
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