緑が目立ち始めもう春も終わりです。
新しい場所への通学通勤も慣れてきて自分のテリトリーになっている時期ですね。
そこで増えているのが歩きイヤホンです。
歩きスマホは、しょっちゅう注意されていますが、あまり注意されていないものが
イヤホンをつけながら歩く歩きイヤホンです。
歩きながらのイヤホンで死亡事故が発生
イヤホンをつけたまま電車の音に気付かず電車と接触して死亡してしまった事故があります。
人ごみや電車の音が音量をどんどん上げていき電車の音までわからなくなるほどの音量になっていたのです。
ほかの事に集中している場合、注意が散漫になるのでとても危険です。
人とぶつかったり物に当たって転んだりしてしまいます。
駅の中だけではなく、イヤホンをしたまま自転車に乗る場合も後ろから来た車に気付かないことがあるのです。
なぜイヤホンをつけるのか
周りに自分の世界をジャマされたくないという理由が多いみたいです。
特に電車内となると密着しているため、近くで息をする時に出る音が気になります。
新聞のガサガサ音や話し声、咳やガムを噛む音がどうしても耳にはいってくる雑音なのです。
また学生に多い理由が「カッコイイから」というものでした。
「禁止されているものをあえてやることがカッコイイ」と考えてしまうのです。
タバコを吸うのがカッコイイと思っていた経験が今の中高年の方は、あるのではないでしょうか?
まだ可愛いほうなのかもしれませんが、わが子が事故にあう前に少し話し合う必要がありそうです。
痴漢は歩きイヤホンを狙う
性犯罪被害者の2割がスマホ歩きやイヤホン歩きでした。
ほかの事に集中していて注意が散漫なため不審者が近づいても気がつきにくいのです。
またイヤホンをつけて帰宅した女性の部屋に、不審者も入ってきたが気付かない・・・という事件もありました。
どんなに恐ろしいことなのか一人暮らしの女性はわかりますよね。
外はあなたのテリトリーですが部屋ではありません。どんなにくつろげる場所でも注意を散漫にしてはいけないのです。