GACKTが、パリのホテルで人種差別に
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先日ミュージシャンのGACKTが、パリのホテルで人種差別に遭ったとブログマガジンで話しているのを読みました。
GACKTはイタリアの途次パリに立寄り、空港近くのホテルで一泊し、翌日の朝ホテル内のレストランのビュッフェに入った時に起こったことです。
GACKTは入り口近くの席に座ったところ、店員から奥の席へ移るように告げられたそうです。
仕方なく移動すると、後から入って来た白人客がさっきGACKTが座わっていた席に着いたのが見えました。
でも店員は何も言いません。
やがて入ってきたアジア人がまた入り口付近の席に座ろうとしたところ、店員から奥の席へ着くよう言われ、次に中国人団体客がやはり同じ目に遭ったのです。
奥の席はアジア人でいっぱいになり、次にやってきたアジア人客は、入り口付近のテーブルが空いているにもかかわらず入店を断られたのだそうです。
そこでGACKTは初めて、店側がアジア人を差別していたことに気がついたのです。
彼は一旦レストランを出て、2分後にまたレストランへ入り、再度入り口近くの席に座ったのです。
すると店員がまた飛んで来て、先ほどと同じように奥の席に座るように言いました。
そこでGACKTは微笑みながらフランス語で、何故こちらの席が空いているのに座ってはいけないのか聞いたそうです。
店員は理由がはっきり言えず口の中でつぶやいていましたが、諦めて去って行ったそうです。
ヨーロッパは特にアジア人に対して人種差別をすることで有名です。
パリには中国人お断りとする5つ星ホテルがあるほどです。
ロビーなのに大声で話をしたり、ゴミを散らかしたり、他のお客さんの迷惑を顧みないマナーの悪い中国人ツーリストは(全員ではないのでしょうが)ホテル側からすれば迷惑な存在なのでしょう。
日本人にもマナーの悪い人はいるので、人のふり見て我がふりなおせですね。
アメリカでは白人警官が、抵抗していなかったにも関わらず黒人に発砲して死なせ、黒人社会からものすごい反発に遭っています。
黒人というだけで、人の命が軽く見られているというのです。
私の娘が通っているカナダの小学校では、ある白人の男の子が黒人の女の子を「チョコレート」と呼び問題になりました。
「バナナ」と言うスラングを知っていますか?
これはアジア人なのに、英語力があり立ち居振る舞いや考え方が白人と変わらない人を指す言葉です。
外見は黄色なのに、中身は白いバナナにそっくりだから、ということです。
からかいや嫌みなど色々なニュアンスが含まれているスラングですが、これも差別用語ですよね。
マナーの悪さは絶対に直す必要がありますが、どうして肌の色だけで人を差別するのでしょう。
黒くても、白くても、黄色でも、同じ人間なのです。
同じように感じ、同じように悲しみ、同じように生きているのです。
世界はグローバル化され、国際結婚もどんどん増えている現在、人種差別なんてとても古い考え方のような気がしませんか?
地球人として、私達は皆同類なのですから...!
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