日本でも年々盛り上がりを見せているハロウィンですが、仮装パレードやパーティーばかりが目立ちすぎなような気もします。

本来の意味を知らなくてもイベントごとは楽しければいい、と考えている方も多いかも知れませんが、折角なので、簡単にハロウィンの起源や由来などをご紹介したいと思います。

ハロウィンの起源に関しては、アイルランドやイギリス、古代ローマを発祥する説もありますが、原点は古代ケルト民族の収穫感謝祭にあると考えられています。

古代のケルトでは、1年の終りは10月31日とされ、この夜は死んだ人の魂は家族の元へ帰るほか、悪い精霊や魔女が彷徨い畑を荒らすと信じられていました。

そのため、秋の収穫を祝うと共に、身を守るため仮面を被ったり、魔除けの焚き火を焚くなど、悪霊を追い出すお祭りが行われるようになります。

この風習がカトリックに取り入れられ、ハロウィンが形作られていきました。

ハロウィンは、イギリスの影響を強く受けた英語圏で大々的に行われており、カトリック教会をはじめとする、キリスト教の多くの教派や教会では、信徒が民間行事としてハロウィン楽しむことを容認しています。

しかし、キリスト教本来の風習ではないため、プロテスタントでは見解が分かれ、いくつかの福音派は否定的な見方を示しています。

そのため、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんど失われしまいましたが、悪い霊を怖がらせて追い払うために飾られるジャック・オー・ランタンに、かろうじてハロウィンの本質を見ることができます。