人助けとおせっかいの覚悟
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友人の話ですが、コンビニの前で座り込んでいるおじいさんを友人は見つけました。
「具合でも悪いのかな?道に迷っているのかな?」と様々な不安が脳内を駆け巡りましたが、それとは裏腹に「話しかけたらおせっかいかな?」という自己防衛の考えも頭をよぎったのです。
結局その場を後にしたのですが、友人が30分後その場に戻ってみるとなんと救急車が停まっていました。
実は座り込んでいたおじいさんは、具合が悪く動けない状態だったそうです。
もしも私の友人があなただった場合、話しかける人はそういないでしょう。
電車で席を譲ることもしかり、孫がほしがっているものをあげることもしかり、様々な場面で遭遇する究極の選択です。
ではその一歩をどうしたら踏み込めるのでしょうか。
覚悟を決める
答えが複数ある問題について行動する場合、「覚悟」だけが頼りです。
その時覚悟がなければ行動しなくてもいいし、覚悟があれば行動したら良いということなのではないでしょうか。
「嫌われてもいい」だけど「これだけはしたい」と思うことが人間であって、自分の人生を歩んでいるということなのです。
逆に「嫌われたくない」だけど「これだけはしたい」と止まってしまうと人生も止まってしまい、再出発するための力やキッカケが必要となってしまうでしょう。
ちなみに「嫌われたくない」だから「これだけはしない」と思うことは覚悟を決めているので、歩んでいることになります。
最悪の結果を考えておく
そんなに覚悟を決められないという人は最悪の結果を考えてみると良いでしょう。
先ほどの話の場合、「誰もおじいさんに話しかけないで亡くなってしまった」ということが最悪の結果です。
そう思うと、「おせっかいだ!」と怒鳴られる方がマシだと思いませんか?
この方法は、常にしてしまうと自分の評価を自分で下げてしまうことになってしまいます。
例えばS高校の方はギリギリ受かるけど、落ちたら嫌だから安全を考えてG高校を受けようと思ってしまうことです。
ですから、勇気がほしいときは最悪の結果を考え、強くなりたいと思ったら最高の結果を考えるといいのです。
こういった方法は、交友関係や恋のかけひき、仕事場での「心のガード方法」でもあります。
一番してはいけないことは「曖昧で自分が納得していない答え」をだすことなので、自分の行動に覚悟してから歩みだしましょう。
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