日焼けは皮膚がんやシミ・シワの原因にもなると言われ、特に日本では日焼けを避ける女性が多いですよね。
でも欧米では、夏はうっすらと日焼けした肌が人気です。
イギリスの調査によると、イギリス人女性は日焼けをしていると魅力的だと感じ、自信を保つことができ、また痩せたとも感じるそうです。
日本女性だけでなく、アジアの女性は日焼けを好みません。
日焼け止めを塗ったり、日傘をさすのは言うに及ばず、より白くなろうとホワイトニング効果のある化粧品やサプリメントが飛ぶように売れています。
中には怪しいピーリング剤や、肌へのダメージが心配されるような商品も出回っているので、そういったものは使わないよう気をつけたいですね。
健康面から言えば、日焼け止めを塗り日傘で肌をカバーしてばかりいると、肌がビタミンDを吸収できなくなり骨粗鬆症の原因になる可能性があるので、散歩などで適度に日にあたる方が良いそうです。
20歳くらいまでは太陽の下で運動することが、将来の骨の健康に繋がると言います。
ヨーロッパの女性達にとって日焼けした肌を保つことは、髪のカラーやマニキュアやペディキュア、トレンドのメークをすることよりも大事だと言います。
ファッションの世界では白い肌が流行ったり去ったりしていますが、実際女性達は日焼けした肌は“美”の象徴だと感じているようです。
焼け方にもこだわりがあって、ランウェイモデルのケイト・モスの肌のように、太陽がキスをしたような、輝く小麦色の肌が最も人気があり、深いブロンズ色の人気は去ってしまったようです。
またヨーロッパでは日焼けした肌は裕福な生活を見せつける手段にもなっています。
南の国のビーチリゾートでバカンスを楽しんで帰ってきた肌。
他人が羨むような小麦色の肌。
50代60代70代になっても、ヨーロッパ女性達はそんなリッチな肌がお好みのようです。
日本女性とは、きっと価値観の違いなのでしょうね。
私は若い頃散々日焼けをしてひどいシミを作ってしまったので、今でもビーチには行きたいけど日焼けが怖い。
外国暮らしが長い私もやはりそう感じてしまいます。
この夏、あなたのお好みはどちらですか?