市川雷蔵の映画と役者としての素晴らしさ

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最近の映画も、単発では面白いものもありますが、昔のシリーズの面白さとは比べようがないと感じるのは私だけでしょうか。

市川雷蔵の映画が、今でもテレビのCS放送などで繰り返し放映されるのは、やはり作品を観たいというニーズが根強くあり、魅力的なリバイバルのシリーズを求める熱い思いがあるからだと思われます。

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市川雷蔵の代表的な時代劇には、眠狂四郎シリーズ、忍びの者シリーズがあります。

眠狂四郎は、他にも田村正和や松方弘樹など何人かの映画俳優に演じられました。

しかし、市川雷蔵の演じる眠狂四郎と比べると、いずれも見劣りがする気がします。

何故なのか考えてみると、役者として役の人物になりきれるかどうかの違いのように感じます。

役者としての容貌は大前提ですが、色々なキャラクターを演じるために備わっている役者としての資質が、どうしても必要だと思われます。

容貌と内面に蓄積されたものがスクリーンを通して観客に伝わってくるもので、眠狂四郎のキャラクターを演じることは、並大抵のことでは出来ないと考えられます。

円月殺法の時の身のこなしや、人を切った後のニヒルなしかし哀愁を帯びた表情などは、一朝一夕には出来ないと思いますし、まして内面からにじみ出るような演技は真似できないものがあると考えられます。

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忍びの者シリーズは忍者の映画ですが、雷蔵の演じる忍者は、忍者としての素早さや立ち回りの面白さを十分に感じさせてくれるばかりでなく、師匠や恋人との人間らしい絡みや、忍者自身の個人的な悩みまで表現しており、歴史的な展開とともに、見応えのある作品になっています。

一方、陸軍中野学校シリーズは、実際の日本にあったスパイの活動をもとに映画化したもので、雷蔵の感情を抑えたリアルな演技が光るシリーズです。

敵側との息詰まる攻防は、時間を忘れさせるほどの迫力があります。

その他にも、色々なキャラクターを演じた作品がありますが、いずれも市川雷蔵の役者としての才能の底の深さを感じます。

いまでも、他の役者ではなく、市川雷蔵の映画が観たいというリバイバルの熱い要望があり、何度も何度も繰り返し上映されることも頷けます。

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