“筋肉質の男性は好きじゃない...男は普通の男であるべきだ”
ジョルジオ・アルマーニが、ワークアウトをしすぎる男性やホモセクシャルのような格好をする男性、豊胸手術をする女性を批判しています。
これまでにイタリアが排出してきた中で、最も世界的に成功したデザイナーであるアルマーニ。
彼の最近の発言で眉をしかめる人がいてもおかしくないでしょう。
ビヨンセからアデルまで、世界の名だたる著名人を顧客に持つ80歳のイタリア人デザイナーは、彼の創造の中であらゆる体型とサイズの人に服をデザインしてきました。
しかし、ある特定の体型の人に対して、彼が厳しい批判をしていることがわかったのです。
サンデータイムスのインタビューで、このミラノ生まれのデザイナーは、豊強手術をした女性と筋肉を鍛えすぎた男性に対しては難色を示しています。
過去40年間で8000億円以上の個人資産を蓄えたアルマーニは、健康的な外観に対して彼独自の見方を強調しています。
アルマーニは言います。
筋肉質の男性は好きではない。 ジムでトレーニングをしすぎるのは良くない。 健康的で、筋肉を使いすぎず自身の身体をきちんと管理出来ている人が好きだ。
しかし彼の意思に反して、アルマーニブランドの下着部門では、筋肉ムキムキの男性モデルが下着の広告に出ています。
ゲイなのでは?
という世間の疑惑に対してはアルマーニ自身否定したことはありませんが、ゲイ男性達の洋服の着方に関しては率直な批評をしています。
「ホモセクシャルということばかりが極端に押し出され、ああ、知ってると思うけど僕はゲイだからと、ファッションで世間に示すのはおかしい。それは僕には関係のないこと、男は男だから。」と宣言しています。
彼の批評は男性だけに限ったことではありません。
女性の整形手術に関しても、“馬鹿げている”と話しています。
“小さい胸を無理に大きくする必要なんてない”
サンデータイムスのインタビューでこのデザイナーは、女性の自然な美、特に優雅に年をとってゆくことを選ぶ女性達を賞賛しています。
彼は言います、
自然体の女性を見るのが好きだ。
女性は、若く見られたいと絶望的にもがくのではなく、老いてゆくことに対して勇敢でなければいけない。
アルマーニーは男性に対して、“ゲイでも構わないが、ゲイっぽい洋服の着方はするな“、女性に対しては”年を取ることを怖がるな。
自然に年老いて行くのが一番美しい“と言いたいのですね。
私は彼の考え方を聞いて、とてもリラックスした気分になりました。
年を取ることは悪いことではないのですね。
年齢に逆らわず、自然に年を重ねてゆく自分に対して自信を持つこと、これが大事なのです。