アフィリエイトの青色申告(65万控除)実践

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確定申告も無事に終了したので、ここで個人事業主のアフィリエイトの申告の覚書として書いておきたいと思います。

今年の確定申告は、勿論青色の65万控除です。

個人事業主として弥生の青色申告オンラインを使用し青色申告(65万控除)でe-tax送信にて申告したため、一度も税務署等足を運ぶ事なく終了しました。

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ここでは、何処でも手に入る情報ではなく、実際に青色申告(65万控除)を行って苦労した部分を記載します。

確定申告を楽にする

今回私が初めて青色申告65万控除を行ったわけなのですが、何といってもど素人の私が何とか青色申告に成功したのは「弥生の青色申告オンライン(セルフプラン)」のおかげです。

セルフプランは一番安いのですが、これお宅のバグでしょ?と思うような場合も一切質問できないので心身ともに鍛えられ、10K痩せました。(嘘です。)

それと、e-taxのおかげで申告自体が超らくでしたね。

個人事業の開始届・青色申告承認申請・確定申告全てe-taxでやっちゃいましょう。

icカードリーダー(2000円~3000円)を購入しなくては使えませんが、弥生の青色申告オンラインの確定申告メニューからe-taxの申告データをダウンロードできるので超簡単でした。(マイナンバーカードが必要)

e-taxはブラウザがWindowsはIE(インターネットエクスプローラー)MacはSafariじゃないと動作しないので用意しておきましょう。

ちょっと笑えたのは、私が購入したicカードリーダーのレビューにe-taxソフトのインストールが大変だったという書き込みが沢山あり、そのために星を減らしたというのが多かったことです。(それって、カードリーダーの責任じゃないですよ~)

確定申告を楽にするために

  • 3月15日までに個人事業主の届け出と青色申告の申請をしておく
  • 事業用の口座を一つ用意する
  • 銀行取引データを取り込んで仕訳
  • マイナンバーカードを取得しておく
  • 銀行の取引履歴やクレジット履歴をダウンロードしておく
  • 帳簿付けは毎月定期的に行う
  • 購入品のレシートを月ごとに保管する
  • 事業用の現金は持たない

個人事業主の届け出は開業日から1月以内となっていますが、あまり気にせずに届け出に不都合の無い開業日を記載すれば大丈夫です。

青色申告の承認申請は開業届と一緒に申請しましょう。

銀行口座は事業専用が一番ですが、個人使用が混同してもいいので事業用の取引は一つの口座にまとめ、「スマート取引取込」でデータを取り込んで仕訳をするようにすると預金と帳簿の金額が合わないという事が防げます。

事業用の現金を持たないで済むことは個人事業主の特権です。

個人用の現金は使用方法を記載する必要は無いのですから、事業口座から「事業主貸」で引き出し、経費等の現金払いの物は「事業主借」の勘定科目で記載すれば現金の管理は要らなくなります。

変に事業用の現金と個人用の現金なんて考えると、帳簿が合わなくなる一番の原因になるので止めましょう。

少しでも税金を節約したいと思ったら、帳簿は毎月付ける習慣を持ちましょう。

後になって纏めて帳簿付けでは経費としておとせる購入品などを忘れてしまいがちなので、毎月帳簿付けすることで経費の取りこぼしがかなり減ります。

経費というのは、事業のために使ったお金なので、しっかりと記載することが重要で、所得税・住民税・健康保険の額も違ってきます。

領収書等の確認もその時にし、領収書用のフォルダー等に入れておきましょう。

アフィリエイトの確定申告

アフィリエイトの確定申告には、白色申告(控除0円)・青色申告(控除10万円)・青色申告(控除65万円)と3つの申告の仕方があります。

青色申告は個人事業主の届け出をしている必要があり、個人事業主の届け出をしていない場合は白色申告、青色申告は個人事業主の届け出と一緒に申請するのが通常です。

個人事業主の届け出(必ずコピーを取り受理印のある控えを貰いましょう。)、青色申告の申請とも、紙一枚の簡単な物なので心配はないです。

白色申告

  • 事前申請なしで申告可
  • 所得控除額 無し
  • 単式簿記で記帳
  • 発生主義

青色申告(単式簿記)

  • 事前に申請が必要(3月15日迄か開業日から2か月以内)
  • 所得税控除 10万円
  • 単式簿記で記帳
  • 発生主義か現金主義を選択

青色申告(複式簿記)

  • 事前に申請が必要(3月15日迄か開業日から2か月以内)
  • 所得税控除 65万円
  • 複式簿記で記帳
  • 発生主義

*青色申告の届出書は控除額に関係なく同じ書面で提出し、簡易簿記か複式簿記かの欄の選択肢によって変わります。

青色申告の手続き

個人事業の開業・廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」ダウンロードはこちらから(どちらも届出書類一枚と説明書の2枚で、国税庁のPDFページが表示されるのでコピーして下さい。)

青色申告の手続きは、自分の事業所(家)の管轄の税務署に申請書類を提出することになります。

青色申告自体が個人事業主の届け出をしていないとできないので個人事業主の届け出と一緒に行うのが一般的です。

どちらも、税務署の窓口かネットの国税庁のホームページでダウンロードでき、あっけないほど簡単に受理されます。

青色申告の申請書には、単式簿記と複式簿記の選択欄があるので、そこで複式簿記を選択することで65万円控除になります。

青色申告の65万円控除の意味

何故、青色申告(65万控除)を選択するのかというと、圧倒的に節税が出来るからです。

所得の控除には、様々な物がありますが、ここでは解りやすく、誰でも適用される基礎控除の38万円(住民税は33万円)と青色申告の65万円の部分を足した103万円だけで計算してみましょう。

所得=(収入-経費)

なので、入ってきたお金から経費を引いたものが所得です。

課税所得=(所得-控除)

その所得から控除を引いたものが課税所得になります。

では、所得による解りやすい例をいくつか挙げていきましょう。

青色申告(65万円控除の場合)

青色申告で複式簿記を申請してある場合、基礎控除の38万円+65万円で103万円を所得から引くことが出来ます。

所得103万円→課税所得0円→所得税0円
所得200万円→課税所得97万円→所得税48,500円
所得300万円→課税所得197万円→所得税99,500円
所得400万円→課税所得297円→所得税199,500円
所得500万円→課税所得397円→所得税366,500円
所得1000万円→課税所得897円→所得税1,427,100円

白色申告(控除0円の場合)

白色申告の場合、控除が無いので基礎控除の38万円のみを所得から引きます。

所得103万円→課税所得0円→所得税19,000円
所得200万円→課税所得162万円→所得税81,000円
所得300万円→課税所得262万円→所得税164,500円
所得400万円→課税所得362万円→所得税296,500円
所得500万円→課税所得462万円→所得税496,500円
所得1000万円→課税所得962万円→所得税1,638,600円

どうですかこの違い、納税額にかなりの違いが出てくるので驚くでしょう。

ですが、これだけじゃないんです。

住民税も健康保険も確定申告による課税所得を基に課税額を決めているので全てを足すとかなりの額になるんです。

例として白色申告(控除無し)で所得500万の場合より、青色申告(65万控除)の場合だと、所得税・住民税・健康保険の合計でおおよそ25万以上安くなります。

*住民税と健康保険は前の年の所得で計算されます。なので独立した初年度は収入が有る無しに係らず会社員の時の所得計算の住民税と健康保険を払う事になり、とくに社会保険だった人の健康保険は会社の半分負担が無い状態で払う事になるので驚くほどの高額(会社員の時の2倍以上)になります。

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単式簿記と複式簿記

白色申告と青色申告(10万円控除)は単式簿記での記載が認められていますが、青色申告(65万控除)は複式簿記での記載が義務付けられています。

単式簿記

単式簿記とは

  • 〇月〇日に文房具を買って1000円払った
  • 〇月〇日に商品が売れて5000円収入があった

と言う家計簿的な記帳方法です。

複式簿記

複式簿記とは

  • 〇月〇日 借方 消耗品費 1000円 貸方 預金 1000円
  • 〇月〇日 借方 預金 5000円 貸方 商品 5000円

というように何に幾ら使ったかと何処のお金が減ったかの両面を記載しお金の流れを明確にしています。

具体的には借方(帳簿の左側)貸方(帳簿の右側)に分けて記載し、借方に資産を貸方に負債・純資産を記載します。

借方(かりかた)と貸方(かしかた)

皆さんここで戸惑う事が多いようなのですが、借方・貸方という言葉を深く考えずに、操作だけを覚えてしまいましょう。

帳簿付けの事業のお金の動きを誰が見ても明確にするために、貸借対照表の左側を借方とし右側を貸方としています。

簡単に言うと、事業のお金が増えたら借方(左)減ったら貸方(右)に貴方の事業の財布の分類(預金・現金)と金額を記載し、反対側に理由と金額を記載します。

■口座に入金があった(資産)
借方(左)に勘定科目を預金にし金額を記入
■現金で入金があった(資産)
借方(左)に勘定科目を現金にして金額を記入
■口座から支払いをした(負債)
貸方(右)に勘定科目を預金にし金額を記入
■現金で支払いをした(負債)
貸方(右)に勘定科目を現金にして金額を記入。
■後払いの収入が発生した(流動資産)
借方(左)に勘定科目を売掛金にし金額を記入
■後払いの支出がが発生した(流動負債)
貸方(右)に勘定科目を買掛金か未払金にし金額を記入
例 Googleアドセンスで9月に10万の売上があり、後日入金ががあった場合
月日 借方勘定科目(補助科目) 借方金額 貸方勘定科目(補助科目) 貸方金額 摘要 取引先
9月31日 借方 売掛金 Google 100,000円 貸方 売上 100,000円
適用 Google-ads 取引先 Google
10月23日 借方 預金 100,000円 貸方 売掛金 Google 100,000円
適用 Google-ads
売掛金に補助科目を作りGoogleと挿入しているのは、取引先を分けておくことで金額が合わなかったときに何処の取引で間違ったのか解りやすくするためです。
摘要は取引の解りやすい要約を記載します。

収入の場合

  • 借方(左)何処(預金・現金)に入ったのかと金額を記載
  • 貸方(右)理由と金額を記載

支出の場合

  • 貸方(右)何処(預金・現金)に入ったのかと金額を記載
  • 借方(左)理由と金額を記載

借方と貸方の金額は当然ですが必ず同じ金額になります。

発生主義と現金主義

確定申告での帳簿付けは、基本発生主義で行います。

青色申告65万控除の場合、発生主義で複式簿記での帳簿付けになります。

現金主義

現金主義とは、お金を受け取ったり支払ったりした日のみを記載する方法です。

普通に家計簿などでの記載方法ですね。

発生主義

発生主義とは、お金のやり取りを行う原因が発生した日を記載し、後日の入出金の日も記載します。

勿論、お店で現金で何かを購入した場合や販売日と入金日が同じ場合は、発生日と入出金日が同じなので一度の記載になります。

アフィリエイトの場合の例としてアドセンスの場合

  • 1月31日 借方 売掛金 100,000円 貸方 売上 100,000円
  • 2月23日 借方 預金 100,000円 貸方 売掛金 100,000円

というように取引の発生日と入金日の2度に分けて記載します。

発生主義で使用する勘定科目は売掛金・買掛金・未払金です。

  • 売掛金 商品を売った時の後払いの代金
  • 買掛金 仕入れた物の後払い金
  • 未払金 経費などの後払い金

事業主貸と事業主借

事業主貸・事業主借は個人事業主特有の事業主勘定の科目です。

個人事業主の場合は事実上、事業と個人のお金の区別が無いために鑑定科目として使われます。

とても便利な勘定科目で、私はこれを使用することで事業の現金を持たないことにし、確定申告を簡単に済ませています。

  • 事業主貸 事業のお金を個人使用した場合
  • 事業主借 個人のお金を事業のために使用した場合
事業口座から個人の物を購入した場合、
〇月〇日 借方 事業主貸 1,000円 貸方 預金 1,000円
個人の現金で経費を支払った
〇月〇日 借方 消耗品 2,000円 貸方 事業主借 2,000円
事業口座に預金の利息が入金された
〇月〇日 借方 預金 100円 貸方 事業主借 100円

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