画期的な血液検査法:VirScan

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久しぶりにまともな魚を釣り上げた。

まともな、というのは突飛な話やギクッとする話じゃない、なるほど、と思わせてくれる話だ。

ご披露しよう。

世に検尿と血液検査は、車のワイパーのように昔からの定番だ。

その血液検査が、まったく画期的な方式になって、検査範囲が広がれば精度も高まるという。

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ワシントン・ポストによれば、こんな話だ。

ブリガム・アンド・ウィメンズ病院とハーバード医学校によれば、一滴の血液をDNAのテスト分析にかければ、その人のウイルス歴が完全に判明するという、画期的なシステムが開発されたそうだ。

VirScan というのだが、凄いことにC型肝炎の早期発見から自己免疫疾患の「遠因」特定まで、これまで手が付かなかったことへの入り口が見つかった、というのだ。

VirScan による血液のスクリーニングで、人に影響を及ぼすことが知られている206種すべてのウイルスに対する抗体が分かる、という。

人の免疫システムはウイルスを見つけた時、直ちに抗体を作り、さらに何十年も作り続ける。

VirScan はそれを識別し、その「知識」を青写真として使って、その人がこれまで取り込んだウイルスのリストを作り上げるのだ、とワシントン・ポストは伝える。

研究者たちは、これを去る木曜日に雑誌「サイエンス」に発表した。

研究はアメリカ、南アフリカ、タイとペルーから対象者569人について行われたという。

VirScan を通して研究者は、平均的な人が取り込むウイルスの数は10から206種類、なかには20種類程度の人もいることが分かった、という。

ブリガム・アンド・ウィメンズ病院のステファン・エレッジ遺伝学/医学教授は、「多くの人は様々な異なったウイスルを取り込む。

ライノウイルスでも、タイプの異なるものを、生きる過程で取り込み、それが後に表に出る」と語る。

エレッジ教授によれば、地域的に異なる結果が出るそうだ。

同教授はまた、ある種のウイルスは子どもより大人が取り込むことが多い、と。

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HIVに侵されている人は、そうでない人よりもウイルスへの抗体を多く持っていることも分かった、とも。

VirScan によって、人に長い間潛在するHIVやC型肝炎の因子なども、発症するはるか前に探知できるようになるかも知れない、とエレッジ教授はいう。

また、自己免疫疾患の進行にウイスルがどうか関わるのか、などもの明らかになるかも知れない。

VirScan は今のところ$25で使えるが、商業ペースに乗ると値上がりが予想される。

それにしても患者が二、三日で結果が知れるシステムが開発されたのか、朗報には違いない。

(太公望)

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