北野たけし、お笑いと映画の天才!

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ビートたけしが、ビートきよしとともに二人組の漫才で登場した時は、それまでの漫才と違ったテンポと話の内容があり、衝撃を受けた記憶があります。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」というフレーズは、笑いながらもぎくりとさせられるものがあり、ありきたりでない、いわば毒が含まれていて、それがパンチになっています。

あからさまな形で、見せものとしての漫才にリアリティーを持たせた、稀有な漫才師が登場したという意味で強い印象を持ちました。

その後、彼は軍団を率いて活動してきましたが、団員たちがそれなりに有名になり活躍しているのは、彼なりの指導が的確なのと彼に統率力があるからでしょう。

ただ、軍団を率いての雑誌社殴りこみ事件や、たけし自身のオートバイ衝突事故など、激しい生き方故の暴走も多く見られました。

それでも生き残ってきたのは、彼の漫才で培ったしぶとさであるかもしれません。

今でも、芸風が変わらないけれども飽きられず、軍団だけでなくテレビ界全体に強い影響力を持っているように思われますが、それは彼の浅草以来培ってきた漫才師としての原点と、毒のあるパンチの効いた発想によるものと思われます。

ビートたけしは何本かの映画も作っていますが、彼の作品には一貫して暴力的なものが流れているような気がします。

最近の作品は特にその傾向が強いような気がします。

高倉健の任侠映画、深作欣二の仁義なき戦いの後のヤクザ映画を意図しているような感じですが、ある程度は成功しているような気がします。

ただ、高倉健の映画も深作作品も、役者も含めて画がきれいなことが共通していると思いますが、ビート作品は、現実に近く作っているためか、役者も映画全体も、あまりきれいな感じがなく、今ひとつだと思います。

ビートたけしは、テレビの司会やゲストなどにも出演して、今でも精力的に活動していますが、少し丸くなっていい味が出てきたように思います。

政治の世界でも経済の世界でも、建前の論理がまかり通る陳腐な論議に、たけし流の毒の効いた暴力的なパンチを期待したいと思います。

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