LGBTと宗教の微妙な関係

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先日、渋谷区で同性カップルに発行される「パートナーシップ証明書」に関して書きましたが、私が住むカナダでは「ゲイだから」と蔑視されることは今では珍しくなりました。

同性婚も法的に認められているカナダは、LGBTの人達にとっては大きな意味で住みやすい国であるはずです。

ただ移民の国らしい問題に直面しているLGBTの人達もいるようです。

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カナダは人口の20%が移民で、そのため都心部は特に様々な宗教の信者が混在しています。

トロントに住む友人から聞いた話なのですが、彼のバイセクシャルの友人が年末年始に彼女を連れて実家へ帰郷した時の話です。

両親や兄弟にバイセクシャルだということをカミングアウトしていなかった彼は、異性の恋人なら面倒なことにはならないだろうと高をくくっていたのですが、夕食の席でその恋人がキリスト教徒ではないと知った彼の家族は激怒。

その場で交際を反対されてしまったのです。

「同性の恋人でも、もし熱心なクリスチャンなら逆に喜ばれたのかも」と冗談混じりに笑っていたそうです。

またイスラム教徒の家庭で育ったレズビアン友達は、女性同士の交際なら家族は何も言わないけれど、豚肉を食べることだけは未だに許されないのだそうです。

イスラム教徒が豚肉を食べてはいけないのは知っていましたが、いったいどういう判断基準でタブーのラインは引かれるのでしょう?

私達、単一民族国家の日本人にとっては、信じがたい事実ですよね。

今ではバチカンのローマ法王だって同性愛に理解のある発言を公の場で幾度もしていますし、LGBTの人達の社会的地位はだいぶ変わってきました。

同性婚が認められて10年以上経つカナダでは、アンチゲイの肩身が毎年狭くなってきているのが現状です。

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厳しいカトリック高校にレインボー(LGBTの社会運動を象徴する旗)を掲げるゲイ・ストレート・アライアンスのサークルがあったりと、変化は目を見張るものがあります。

宗教も同性愛も人類の歴史をさかのぼればずっと昔から存在していました。

歴史が長い分だけ、確執も深いのです。

何故そこまでして両立を目指すのか聞いてみると、多くのLGBTの人達はこう応えます。

「どっちが欠けてもアイデンティティーが成り立たないから」と。

自らが信じる宗教に拒まれてもそこに属していたい、宗教と性の狭間を行き来する人達も珍しくないようです。

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