未来の死が変わる終活
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自分が死んだとき、あなたならどのように供養して欲しいですか?
現在はお墓にも色々あり、木の下に埋葬もできるしお墓を購入せず納骨堂という遺骨を保存するような方法もあります。
環境や出生率にともない死に対して考え方も変わりつつある日本ですが、未来の死はどのようになっているのでしょうか。
遺体を溶かす
遺体は、アルカリ性の薬液で火を使わず溶かすことが出来ます。
専用の機械で3時間かけて遺体を溶かし骨を灰のようにするまで溶かすのです。
理論上土葬の時、土の中のバクテリアが遺体を分解することと同じことを人工的にしているだけなので特殊なわけではありません。
環境汚染や場所の削減につながるため「エコ」ということなのですが・・・
残った液体をどうするのか問われると苦しいものです。
遺体を液体にして下水に流すという行為に拒否する人もいます。
しかし一方では火葬の場合も煙突から燃えカスがでていくではないか!
土葬の場合もエンバーミング(死後保存処理)の時点で体液や血液を下水に流しているんだぞ!と反対意見もあるのです。
遺体を粉々に
フリーズドライという言葉を聞いたことはありますよね。
食品を急速冷凍させて真空に置き水分をなくした状態にすることで保存期間の大幅アップと簡単調理でも風味を損なわない食品にする方法です。
インスタント味噌汁やインスタントコーヒーに使われている手法なのですが、それを遺体に施すということです。
フリーズドライされた遺体を専用の棺と共に機械に入れて振動させ、粉々にします。
その後水銀などの貴金属を除いて埋葬するので、1年で土に還るのです。
他にもまゆのようなカプセルに入れて埋めることで木の養分にする埋葬方法もあるのですが・・・
全てひっくるめて「怖い」ですよね。
誤って生きている状態で火葬をしたというホラーな話もあるためなかなか人間には手を出しにくい手法です。
しかし怖いを通りこすと逆に素敵なようにも思えます。
自分がこの世に残るということも大事ですが、残らないことも考えれば素敵なことなのではないでしょうか。
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