モニカ、大いに語る:TED Talk

サイト内検索

釣った魚の引きの良さに惹かれて、あの引きをもう一度と、釣り上げてみれば、ちょっと違った魚が揚がってきた。

早速ご紹介しよう。続モニカ・レウィンスキーの一席。

昨今流行りの TED Talk 、例のプレゼンの模様を録画した動画アーカイブだが、これにモニカが登場して縱横に語った。

英語にご不自由でない方は YouTube を見られるといいが、ここでモニカは昨年のVanity Fair(虚飾)誌インタビュー以來の熱弁をふるい、スタンディング・オヴェイションを受けた。

話の流れは、スキャンダル絡みのエピソードを離れて、インターネットの有り様に矛先を変えるものだった。

巷の反応はモニカの再登場とヒラリーの大統領選への影響いかに、ということろなのだが、TED Talk でのトーンはそれをさらりといなした辺り、モニカの才ただならずとの声が聞える。

TED Talkでのテーマは The Price of Shame (屈辱の代償)という意味ありげなものだったが、このテーマでモニカは二つの課題、辱めとインターネット上における嫌がらせ(cyberbullying) について、切々と語った。

22歳で上司と恋に落ち24歳で悲惨な結果に終わったが、一連の出来事で受けた辱めと非難が、いまにして思えば自分の人生を形作った、と告白する。

「多くに人々に知られはしたが、本当の私を知っている人はわずかだった」、と語る。

モニカはさらに、自分がインターネットのいじめと嫌がらせの最初被害者の一人だったとして、続けてこう語る:

あのスキャンダルはディジタル革命がもたらしものです。あれは伝統的なニュースメディアがインターネットに場を奪われた初めてのケースだった。事柄はワンクリックで世界中に知れ渡ったのです。私は一夜にして、まつたくの個人から公的に屈辱に塗(まみれ)れた人間になっていた。私は、たったのワンクリックで、瞬間的に地球規模で個人的な信用を奪い去られた「患者第一号」だったのです。

モニカは最後に、公的に人を辱めることがスポーツかとさえも思えるインターネット文化に警告を発して、聽衆に向かってこう呼びかけている:

「みなさん、私たちが長年抱いてきた哀れみと共感の価値観を取り戻そうではありませんか」

どうもモニカ・レウィンスキーの再登場は、ヒラリーへのとばっちりばかりではない、ひと味変わった切り口で分析する要があるかも知れない。

(太公望)

モバイルでご覧の方へ

全てのコンテンツと、カテゴリー内の記事をタイトル一覧表示としたメニューを作りました。PCの方にも便利です。

モバイル用メニュー

人気記事ランキング

コメントを残す

CAPTCHA


*投稿されたコメントはブログ管理者の認証後に表示されます。

サブコンテンツ

このページの先頭へ