妊娠出産の中国の驚くべき習慣

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日本にも古くから伝わる伝統習慣は色々ありますが、私が中国で暮らした6年の間に見たり聞いたりした、中国の驚くべき習慣の中で妊娠出産に関する習慣をご紹介しましょう。

中国の“坐月子(ツオユエズ)”日本語で言えば“座って過ごす月”というのは、出産後の母親は30〜40日間家から出られず、家の中で出来ることも限られるというものです。

出産を終えたばかりの女性を世間のあらゆるものにさらけ出すと、産後の肥立ちに悪いだけではなく、病気の原因になると信じられているのです。

外に出る事を避けるばかりでなく、家の中でも出来ることを制限されます。

夏であっても開け放たれた窓、エアコン、扇風機など、涼をとるのになくてはならない‘風’を遠ざけなければなりません。

そればかりか、身体を冷やすからと、入浴、洗髪や水を飲むのも禁止されています(お湯を飲むのはOK)。

また、出産直後の女性が読書、TVやPCの画面を見ることは、目が悪くなりやすいので禁止だそうです。

様々なことを制限されるため、産まれたばかりの赤ちゃんの世話をするのも大変ですよね?

そのため、母親の代わりに赤ちゃんの世話をしてくれる人が必要です。

大抵は出産した女性の母親が一ヶ月間同居して、赤ちゃんと家事全般を代わりにしてくれるケースが最も多いのですが、それが難しい場合は“アイー”と呼ばれる人を雇うことになります。

日本でも出産後の女性はやらない方が良いと、昔から言い伝えられていることはいくつかありますが、これほど生活を制限されることはありません。

出産をした女性だけではなく中国では生後間もない赤ちゃんも最低一ヶ月間は外出することは許されないのです。

日本ではビタミンKを摂るために、赤ちゃんを太陽の日にある程度当てることは必要だと言われていますが、中国では赤ちゃんを風や太陽の日にさらすなんてことは考えられないことなのです。

出産後一ヶ月間何もせずダラダラしているだけでいいというのは楽なことかもしれませんが、見方を変えれば一ヶ月間身体や髪を洗えず、外出もできないというのは自由を奪われたのと同じことです。

いまでは世界のあちこちに住む中国民族ですが、この先このような伝統がいつまで受け継がれてゆくのかでしょうか・・・?

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