ヌーボー・リッシュ(成り金)中国人の新しいステータス

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春節の休暇で日本にやってきた中国人観光客は45万人に昇ったと言われています。

家電量販店で「爆買い」をする中国人観光客、飛行機にチェックインできる限度量を超えた荷物の多さで、中国行きの飛行機の多くが遅延したとニュースでみました。

成田空港でインタビューに応えていた中国人の中には、超高級時計など合計2000万円分の買い物をしたと言っていた人もいました。

2000万円って、田舎だったら家が一軒買えそうな金額ですよ!

急激にお金持ちになった中国人達は、一年に100万人が海外旅行をするそうです。

でも、地球上のあちらこちらで彼らのマナーの悪さが問題視されるようになってしまいました。

中国は30年前まで世界から孤立していた国。

そのためほとんどの中国人は、外国での常識やマナーなどを知らないのです。

国際的なビジネスの場でも、海外旅行先でも、外国人との夕食会などソーシャルイベントでも、マナーを知らないために恥ずかしい思いをした中国人がたくさんいるのです。

現在、中国には190人の億万長者と200万人以上の富豪が存在し、これは富裕層個人の数としてはアメリカに次ぐ人数です。

ちょっと前までリッチな中国人のステータスと言えば、大きな家、大きな高級車、高級ブランドの宝飾品を身につけるなど、物質的なものばかりでした。

でもいざ外国を旅行したり、国際的なビジネスの場では、中国内では問題にならなかった行動がマナー違反になってしまうことがわかったのです。

そこでその富裕層を対象に、スイスのフィニッシング・スクールのような、行儀作法から食事とワインのペアリングまで教える、エチケットスクールが今北京で大人気のようです。

外資系のエチケットスクールで教えるのは、ナイフとフォークの使い方から、外国人とお喋りの仕方、お料理にあうワインの見つけ方、アフタヌーンティ、子供の育て方、など様々ですが、驚いてしまうのがそのお値段です。

さすが、お金に糸目をつけないニューリッチ・チャイニーズをターゲットにしたコース。

10人が1グループになったコースは一回のセッション(午後だけ)で2万元(約36万円)、また別のスクールでは12日間のホステスコースが一人10万元(約180万円)と目の飛び出るようなお値段なのです!!

昨年10月には、中国の国家観光行政が海外旅行に関する厳しいガイドラインを発行しました。

64ページにもわたる本の中には、スイミングプールでおしっこをしない、飛行機からライフジャケットを盗まない、洋式トイレの便座にのって用をたさない、など細かいガイドラインが書かれています。

違反した場合にはツアーオペレーターへ罰金を課したり、違反したツーリストをブラックリストに載せるなどの罰則もあるのです。

ブランド品で身を固めるのではなく、マナーを身につけることがステータスだと目覚めたヌーボー・リッシュの中国人達。

高額なエチケットスクールに通うことがステータス、で終わってしまわないことを祈るばかりです。

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