大阪都構想!維新の会公明党との軋轢
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社会、経済はともかく政治の話は角が立ちかねない。
それを承知で書いておきたいことがひとつある。
当事者には迷惑な話だろうが、この「こと」にはどうしても一筆触れたいのである。
それというのは、大阪都構想という、橋下知事一手販売の「種」が
ひょっとすると芽吹くかも知れないという流れが生まれているのだ。
芽吹くか、ということで、定着成長するかまではな不透明なのだが….。
大方の人々が知っているように、大阪では維新の会と公明党の間には選挙協力に端を発した軋轢がある。
橋下知事一流の言動から、世間はこれが並々ならぬもののようだとは察している。
「宗教の前に人の道がある」などという橋下氏からの批判にさらせてきた地元公明党の府議、市議の憤懣はやるかたない。
そこに、公明党本部から「支持者を心配させない方がいい。
住民投票までは認めればいいのでは」という、維新の会への歩み寄りととれる指示があった。
昨日今日の話だ。
党本部では、議会と首長との関係を正常化するよう求められ、最終的に住民投票まで認めることを決めたというのだ。
26日午後、公明党大阪府本部での緊急会議では、なぜこういう判断になったのか、と議論が沸いたという。
一方、維新の会はにんまり、である。
一時は頓挫かと思われていた大阪都構想が息を吹き返しそうだからだ。
橋下氏は30日の法定協でのやりとりを見てもらえればいいと、住民投票実現への手応えをにじませた。
大阪維新幹事長の松井一郎・大阪府知事はこの日府幹部を集めた仕事納めの席で自信たっぷりこういったものだ。
「来年は変化の年になる。それを想定して、いろいろ考えてほしい」だが、筆者が思うに、この一件、まだまだ紆余曲折がある。
それほど維新の会と公明党との間に掘られた溝は深い。これは大きくは自公連立の先行きにもつながる話でもあるのだ。
このほど引退した石原慎太郎氏がヒトラーにも例えてその弁舌と才覚を認める橋本氏が、この表向き強調ムードの実態をどうみているのか、それをどう牛耳っていくのか、巷の目が注がれるところだ。
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