11月17日は「蓮根の日」秋から冬にかけて旬
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1994年(平成6年)の11月17日、茨城県土浦市に全国のレンコン産地の代表が集まり、「蓮根サミット」が開催されたことを記念して、11月17日は「蓮根の日」に制定されています。
レンコンの作付面積、出荷量ともに茨城県が全国トップで、特に土浦市、かすみがうら市などで盛んに栽培されています。
そのほか、徳島県鳴門市、愛知県愛西市なども一大産地として知られていますが、近年では、中国産の安価なレンコンも多く流通しています。
夏に白や薄紅色の大きな花を咲かせるハス(蓮)を水田で栽培し、肥大した地下茎をレンコンと称し食していますが、レンコンを食用としているのは日本、中国、インドなど、世界でもごく少数の国々だけだといいます。
日本では、奈良時代に食用として中国から伝わり全国へ広まりましたが、当時の在来種は収穫量が少なかったため、本格的な生産が開始されたのは、中国種が導入された明治初期以降とされています。
7月の下旬頃から早掘りのレンコンが出回り、翌年の5月頃まで出荷されますが、旬は11月~3月頃で「蓮根(はすね)掘る」は冬の季語となっています。
輪切りにすると穴が多数空いていることから、「見通しがきく」縁起物として扱われており、おせち料理に欠かせない食材の1つとなっています。
また、レンコンは脂質がほとんど無いので、きんぴら、天ぷら、はさみ揚、レンコンチップスなど、油を使用した調理法と相性が良いとされています。
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