離婚で得るものと失うもの

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今日車の中のラジオで面白いニュースを聞きました。

離婚した夫婦の話です。

私が住んでいるカナダでは離婚の際、夫婦で所有していた全財産の50%ずつ夫婦で分けなければいけないのですが、このラジオで聞いた夫は、なんと車やTVや家具一切を文字通り半分に切って前の妻に送ったそうです。

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よほどドロ沼の離婚だったのだろうと想像できますが、怒りにまかせて車やTVを実際に真二つに切ってしまうなんて、普通では考えられないことですよね。

夫は手元に残った、その半分になってしまったものをeBayで売ったそうです。

半分に切られた車やTVを買う人がいることも驚きですが•••。

カナダは離婚に関する法律がとても厳しく、現在私が居住しているオンタリオ州では、たとえ夫か妻のどちらかが結婚前から所有していた家であったとしても、夫婦がそこで生活を送っていたなら、離婚時に査定された不動産価格を配偶者と対等に分けなければなりません。

結婚前から所有していた家まで半分を配偶者に渡さなければいけないとは、少し不公平な気がしますが•••

正式に結婚をしていなかった内縁の場合でも同じ法律が適用されます。

こちらも州によって法律は違いますが、オンタリオ州の場合は3年同居していたら配偶者同様に扱われます。

分配があまりに不公平になってしまう場合は裁判で考慮されるようです。

また夫婦が同意し、半分半分ではなく特殊な分配を希望するケースもありますが、ほとんどのケースは複雑になり裁判で揉めるので、弁護士を介するのが一般的です。

日本では離婚の場合、全財産を半分に分けることはあまり現実的ではないようです。

私は日本で離婚歴がありますが、所有していたマンションは元夫の名義でしたので、私が息子を連れて家を出る形をとりました。

夫婦で所有していた家財道具もほとんど置いてきてしまい、後で少々後悔したものです。

やはりその時の感情にまかせて事を進め、重大な決断をするのは避けるべきですね。

夫婦が離婚し、お互いに顔も見たくない心境になったとしても、子供がいる場合はそういう訳にいかないのがカナダです。

他の欧米諸国も同じだと思いますが、子供の権利を主張する法律が厳しいので、子供は両方の親元で半分半分に過ごさなければいけないことになっています。

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一週間を半分に分けたり、2週間ごとにしたり、と夫婦によってやり方は違いますが、子供が幼い場合でも両方の親の家を行ったり来たりして生活するのです。

幼稚園や学校へも両方の家から通うことになるのです。

親権を50%ずつ所有できるカナダでは学校側も承知しており、乗るスクールバスが定期的に変わることも了承しています。

生活が落ち着かず、かえって子供の心理に悪影響が出るのではないか、と私のような外国人は心配してしまいます。

愛し合っていない夫婦が子供のために婚姻関係を続けるのは夫婦にとって良いことではないでしょう。

子供も“あなたのために一緒にいたの”と言われても負担に感じるだけです。

でも離婚で子供が精神的な犠牲になるケースはたくさんあります。

離婚によって得るものと失うものをじっくり考えてから決断をしてくださいね。

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