「鹿の角切り」奈良春日大社の伝統行事

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東大寺や春日大社、興福寺、正倉院など、数々の社寺や文化施設をはじめ、美しい自然景勝地を抱く奈良県奈良市の「奈良公園」には、国の天然記念物に指定されている数多くの野生の鹿が生息しています。

「鹿の角切り」は、人害防止と樹木保護のため、春先に生え出し秋頃に完成する雄鹿の巨大な角を、勇壮果敢に切り落とす伝統行事で、体育の日を含む土・日・月曜日の3連休に合わせて執り行われます。

日本神話に登場する剣の神・タケミカヅチが、白鹿に乗ってきたとされることから、タケミカヅチを主祭神とする春日大社では、古くから鹿を神使として扱っており、角切りは春日大社の宮司さんなども参加して行われています。

3日間で約50頭の角切りが公開され、例年約8,500人ほどが訪れるという、古都・奈良の秋を彩る「鹿の角切り」は、江戸初期の寛文年間より始まり、当初は、南都奉行立会いのもと興福寺が袋小路などで行ってたそうです。

1891年(明治24年)からは、春日大社の参道を仕切り観賞席が設けられるようになり、1929年(昭和4年)には境内に「鹿苑」が完成して、その一部に「角きり場」が設けられました。

角切り行事は、法被姿の勢子(せこ)たちが3~4頭の鹿を「角きり場」に追い込み、竹を十字に組み縄をつけた捕獲具を角に引っかけて鹿を捕らえ、すかさず烏帽子(えぼし)を被った神官がノコギリで角を切るという勇壮なもので、角を切り落とすと会場から大きな拍手が沸き起こります。

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