少女向けレゴマガジンに、美しさへのヒントが紹介され親達が
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5歳から12歳までの少女を対象にした、レゴフレンズセットが無意味に性を意識させていると、親達の反感をかっています。
少女達はポニーやプリンセスなしには、ブロックでは遊べないのだろうか?
最近のおもちゃには、親達が首を傾げるものが多いのも事実ですが、あの知的教育玩具で評判の老舗、レゴにも親達は眉をひそめているのです。
レゴクラブマガジンが小さな少女達に、どうしたら綺麗に見えるかを教えているというのです。
レゴフレンドの一人、エマという女の子が、角張った顔形の場合は輪郭がソフトに見えるようなヘアカットがいいとか、長い顔型の場合はちょっと短く見えるようなカットをした方がいい、とか、子供達に勧めているというのです。
子供達に顔の型を隠すように教えている!
5歳の子供なら、自分がどのように見られているか、自分が醜いのではないか、など気にする事なくおもちゃで遊べるべきである、と親達は論じています。
大勢の母親達がツイッターでレゴフレンズの美へのヒントに対して、反論をツイートしました。
男の子と比べても女の子は、自らの容姿を心配する傾向が倍増すると言われています。
ただでさえそのような傾向があるのに、髪はこのように切るべきとか、顔の形がおかしいとか、レゴに言われる必要があるのでしょうか?
そうした心配する声に対しレゴはツイッターで、皆さまが失望されたことに対しては申し訳なく感じています。
レゴクラブチームは、皆さまの声を将来のストーリ–に役立てたいと思っています。
と返答しています。
我が家にも11歳の娘がいますが、インターネットやコンピューターゲームの影響もあり、早くからファッションやネイル、メイクに興味を持ち始めました。
夫も私も子供が大人びた格好やメイクをするのを好まないので、我が家では厳しく禁止していますが、それでもお友達のバースデーパーティから戻ってくるとネイルをしていたりすることもあります。
日本には小学生専用のファッション雑誌があったり、小学生のカリスマモデルがいたり、若いママ達は子供達が早くからそういうものに興味を持つことをあまり気にしない風潮が見られるような気がします。
子供達が無邪気に、何も心配せず遊びに没頭出来る時間は限られています。
子供達にはその貴重な時期を、思い切り楽しんで欲しいと思います。
もし幼少期から自身の顔にコンプレックスを持ち、貴重な子供時代をそんな下らない事で悩み過ごすことになってしまったとしたら、彼らは将来人生に満足すると思えますか?
子供には子供でいて欲しいのです。
そんな早く大人にさせないで。
子供でいられる時期は本当に短いのですから...
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自らの容姿に対する関心が生まれるのは自然な成長なので、喜んで受け入れましょう。子供に子供らしくあれと願うのは親の気持ちですが、親の思う子供のイメージに沿った人物であれと強制するのは、女は女らしく男性に対して控えめであれと要求するのと同じです、残念ながら。