寒中見舞い!小寒や寒の内に送る
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「冬至 」から数えて15日目頃にあたる1月5日前後、または次の節気である「大寒」前日までの期間を「小寒」と呼びます。
小寒から数えて4日目は「寒四郎」と呼ばれ、麦の厄日とされています。
この日の天候が、その年の麦作の収穫を左右すると考えられ、 晴れだと豊作、雨や雪だと凶作になるとされていました。
また、小寒から数えて9日目を「寒九」と呼び、この日に雨が降ると豊穣の兆しがあると伝えられています。
小寒の日をもって「寒の入り」とし、小寒から 2月3日の節分までの30日間を「寒の内」または「寒中」と呼びます。
一年のうちで寒さが最も厳しくなる時期がはじまり、ニュースなどでよく伝えられる、寒稽古や寒中水泳などは、この期間に行われています。
寒さが厳しい寒の内の期間、相手の健康を気遣ったり、近況を報告する便りが「寒中見舞い」です。
また、年賀状を出すのが遅くなり、松の内(1月7日)を過ぎてしまった時や、お歳暮のお礼を伝えたい時にも使われます。
そのほか、喪中の人が年賀状の代わりに挨拶状として使う場合や、喪中と知らずに年賀状を出してしまった詫び状としても利用されています。
年賀状ほどは認知されていない寒中見舞いですが、さまざまな状況で利用できる、使いかっての良い手紙といえます。
寒中見舞いは
「寒中お見舞い申し上げます。」
の挨拶からはじまり、それぞれのシチュエーションに合った文章を綴りますが、相手の健康を気遣う一言を必ず入れるのがマナーです。
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