「病みかわいい」怖いけど人気
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「ゆめかわいい」という言葉は、知っていますか?
メルヘンで不思議な世界をモチーフにした画像や言葉をゆめかわいいといいます。
例えばパステルカラーのみの画像や「悩める苺パフェ」というようなキャッチフレーズです。
苺パフェが悩むわけありませんので、この場合メルヘンファンタジー、つまり「ゆめかわいい」となります。
さらに進化した言葉があります。
それが「病みかわいい」です。
病みかわいいって何
病む・・・つまり病気を抱えているということです。
以前流行化した「ヤンデレ」という言葉がありました。
病んでいる姿の中にデレという愛があることですが、「病みかわいい」とは違うものです。
「病みかわいい」とは、「ゆめかわいい」の過激なバージョンと考えると良いでしょう。
「お菓子」「恋」「リボン」などのかわいい言葉に「死」「殺」「薬」「血」「滅」などといったマイナスイメージをメルヘンやポエムのような画像に乗せる手法です。
「ヤンデレ」は、相手をどうにかするイメージに対して、「病みかわいい」は、私を見て欲しい、私を支えて欲しいといったわがままなものでもあります。
●病みかわいい
:「赤いりんごに毒を塗る」「手首から湧き出る苺ジュース」
●病みかわいいではない
:「君のマシュマロぶっ潰す(卑猥)」「あなたのお腹に私がいるの(怖い)」
病みかわいいグッズ
手首から血が出ているように見えるブレスレットなどが有名ですね。
他にも普通のアクセサリーに見えるのに、ビーズの中にカッターの刃が埋め込まれているデザインもあります。
お菓子ですが、形が薬のようにみえるものや、ナイフの刺さったテディベアなども「病みかわいい」のです。
このような流行は、個性を思う若者ならではのものではなく、不況の中生まれてきたストレスを身の回りの人に悪印象を与えない方法で伝えたいからではないでしょうか?
どんなにお金持ちだとしても将来ホームレスになる可能性が大いにある世の中ですから若者は不安から逃れることは一生できないのです。
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