ユニークな国立公園Death Valley National Park

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ゴールデン・ウイークで旅ムードの日本だが、仮にアメリカにいたなら、ぜひ行って欲しい場所がある。それは Death Valley National Park 、カリフォルニア州と一部ネヴァダ州にかかった国立公園だ。58あるアメリカの国立公園のなかで、デスバレーほどユニークなのはない。ユニークといっても、半端にそうなのではなく、図抜けてユニークなのだ。景観がそうだし、ワイルドライフが魅力的で、地形的に珍奇この上ない。今日はデスバレーを種に、紙上の旅にお誘いしたい。

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まあどんな形容詞を連ねても、デスバレーを描写するには物足りない。折しもアメリカでは4月18〜26日が「国立公園ウイーク」ということで、ひとつこの国立公園がなぜ「イチオシ」なのか、いくつか理由を連ねてみようと思う。

まず、デスバレーはアメリカ最大の国立公園だ。昨年は110万人もがこゝを訪れたんだが、あまりの広さに、何マイルも行かないとほかのツーリストに出会わない。それでなくても広いアメリカで、ここはダントツだ。

デスバレー国立公園は、昨年20周年を祝った。だからまだ若い公園ということになる。それでも、観光施設はトップクラスだ。ファーナス・クリークにあるAAAクラスの4-ダイア級宿泊施設は、もう88年も営業しているし、82年も親しまれているランチもある。

さて、デスバレーといえば、知らぬものはいない猛暑がある。1913年7月10日に記録された56.7という気温が、100年経った今も西半球の最高気温として世界気象機関(WMO)に認定されている。好みの玉露は60度で点てるものだが、ここでは茶葉を水に浮かせておけばいいことになる。

デスバレーのもうひとつの呼び物は、バッドウオーター・ベイシンとテレスコープ・ピークだ。二箇所が一つの呼び物とはこれいかに、と訝(いぶか)向きもおありだろうが、それにはわけがある。バッドウオーター・ベイシンは海面下86メートル、テレスコープ・ピークは3,368メートルのデスバレー最高地だ。テレスコープ・ピークからアメリカ本土で最も高い山であるホイットニー山(4,421メートル)まではわずか122キロだ。つまり、アメリカの最高地と最低地が160キロ離れているだけだ、という記録マニアの喜びそうな場所なのだ。

マニアといえば、天文マニアにもデスバレーは垂涎の的だ。いわばアメリカ最大の「闇空国立公園」がここデスバレーだからで、乾燥した澄んだ大気が壮大な天文ショーの舞台になっている。アメリカで十指に入る Stargazing Sites 「星見の場所」というわけだ。

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デスバレー国立公園を褒め称えるにはわけがある。幾つか訪れたアメリカの国立公園のなかで、それがしが「息を呑んだ」のは、実はここだったのだ。アメリカに行かれるときは、グランドキャニオンばかりでなく、ぜひデスバレー国立公園へ行かれることをお勸めする。アメリカらしさの典型だからだ。(太公望)

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