「半夏生」に行われる風習とは?雑節の一つ

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「半夏生(はんげしょう)」とは、節句や二十四節気とは別に、季節の変わり目をより適確に認識するために設けられた雑節の1つで、太陽の黄経が100度となる7月2日頃を指します。

山地や畑に自生する毒草で漢方の材料として用いられるハンゲ属が生い茂る頃を意味し、この頃に降る大雨は「半夏雨」や「半夏水」と呼ばれています。

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農作業を行う人々にとっては大切な節目の日で、半夏生までに畑仕事や田植えを終えることが慣わしとなっていました。

半夏生では、天から毒気が降ると信じられ、井戸に蓋をしたり作物の収穫を禁じて、毒気の進入を防ぐことに努めたそうです。

また、この日より七夕まで、農作業を休みとする伝承が多くの地方に残っています。

農作業をしないための戒めとして、熊野地方や志摩地方などでは、この時期に「ハンゲ」とう妖怪が出現するという言い伝えがあります。

奈良県をはじめ、南河内や北和歌山地方などでは、「はげっしょ餅」と呼ばれる小麦を混ぜたお餅を田の神様にお供えする風習があり、無事農作業を終えられたことを祝ったそうです。

そのほか、関西の一部では、蛸の足のように苗がしっかりと根付くことを願いタコを食し、福井県大野市では、江戸時代の藩主が田植えに勤しむ農民を労わり、鯖を食べることを推奨する令書を出したことから、サバを食べる風習があります。

香川県では、農作業が終えたことを労う為に、うどんを打って食べる風習があり、これにちなんで、香川県製麺事業協同組合は、7月2日を「うどんの日」と定めています。

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